2022.06.01 10:30 | 海外
ホッケーフランスリーグ（エリートリーグ）は現地時間５月２８日、２９日にプレーオフ準決勝が行われ、谷光未有が所属するMontrouge（モンルージュ）がRC Franceを下して決勝進出を決めた。（写真＝Damien Berna）
２戦の合計スコアが高いチームが勝ち抜く方式で、Montrougeは２８日に０対１で敗れたが、２９日は３対０で勝利した。現地時間１２日に行われる決勝戦でLille MHCと対戦する。
セミファイナルの相手はレギュラーシーズンで１勝１敗のRC France。２８日の結果は０－１で敗戦。Montrougeは、いつもより焦ってしまったり、的確な判断ができなかったりして、相手に多くのシュートチャンスを与えてしまう機会がありました。また、相手よりサークル侵入率が高かったのですが、得点に繋がらず、試合後に良かった点と改善すべき点をチームで話し合いました。
２９日のセミファイナル２試合目。この試合で２点差をつけて勝たないと決勝進出ができない条件でした。試合前のミーティングでは、相手の戦術について話し合い、勝つためのビジョンを明確にしました。
１試合目とは違い、ハードな試合の中で自分達のホッケーをすることができました。７枚のカードが出る必死の戦いでしたが、試合終了間際にフランス代表のCorentin Sellierが強烈なリバースヒットを決め、３－０で勝利しました。２試合のスコアの合計で上回り、決勝進出が決定しました。
個人的には、ハードかつハイプレッシャーの試合で、DFとしていかに効率よくボールを前線へ繋げれるかを考えなければいけないと感じました。ホッケーだけではなくメンタル面でもとても学ぶことの多い２試合でした。
６月１２日に行われるファイナルの相手は、リーグ戦で２回、引き分けだったLille MHC。コロナの影響で２年間中止になったフランスリーグは、各チームにとってとても重要なシーズンです。Montrougeの一員として、そして日本人としてのプライドを持ってファイナルに臨みます。
