2022.06.16 21:50 | 海外
ホッケーフランスリーグ（エリートリーグ）は現地時間１２日、プレーオフ決勝戦が行われ、谷光未有が所属するMontrouge（モンルージュ）がLille MHCを６対３で下し、２０１１年以来１１年ぶりの優勝を果たした。（写真＝Ben Kern）
Montrougeは、２０２１年１０月と２０２２年５月に行われた「EuroHockey Club Trophy Ⅰ Men」（欧州クラブが出場する大会のなかで２番目に権威のある大会）も制しており、全３大会のタイトルを獲得した。
フランスチャンピオン！
（決勝戦の相手は）予選リーグで２分けをしていたライバルのLille MHC。フランスチャンピオンとEHL（EHL＝Euro Hockey League。欧州クラブが出場する大会のなかで最も権威のある大会）の出場権が懸かった重要な試合でした。
試合展開は、Montrougeが圧倒的に攻撃チャンスを作れたゲームでした。しかし、Lilleはアルゼンチン代表を含む多くのアルゼンチン選手を擁していることもあり、個々の力によって一瞬でサークルまで侵入されることがありました。
試合前半は、Montrougeの焦りがありボールロストをする回数が多かったのですが、ハーフタイムの時に監督から、「いつも通り自分達の戦術をプレーすれば絶対に勝てる試合。焦る必要はない」と言われ、後半は攻守において大きな流れを作ることができました。
個人的には、ミスを恐れずに積極的なプレーをすることができ、２つのゴールに繋がるチャンスを作ることができました。この勝利は最高に刺激的であり、すぐにでもホッケーをしたい気持ちがずっと続いています。６０分全力で戦い抜き、６対３で優勝をすることができました。
今シーズン、２つの「EuroHockey Club Trophy Ⅰ」で優勝と、２０１１年以来のフランスリーグ優勝で全３大会のタイトルを獲得。また、個人的には２０１３年の高校選抜以来の全国制覇です。
海外に挑戦をし続けているからこそ、大きな経験や自信を持つことができています。また、そこには多くの仲間の助けがあり、とても恵まれたホッケー人生を送れています。感謝を忘れずに、これからも夢に向かって頑張ります。今シーズン、Montrougeでプレーできた事を誇りに思います。
Merci CAM（ありがとう、CAモンルージュ）
