2022.09.15 16:30 | 海外
ホッケードイツリーグは１０日、１１日に試合が行われ、日本人選手３名が試合に出場した。
男子日本代表サムライジャパン候補選手の山﨑晃嗣（国内ではBlueSticks SHIGA所属）が所属する１部リーグのUhlenhorster HC Hamburgは１０日、Münchner SCと対戦し、０－１で敗戦。１１日はBerliner HCに４－１で勝利し、山﨑はヒットシュートでフィールドゴールを決めてチームに貢献した。Uhlenhorster HC Hamburgは２勝１敗で、グループAの６チーム中２位につけている。
元日本代表の谷光未有が所属する１部リーグのTSV Mannheimは、１０日はUhlenhorst Mülheimに１－３、１１日はCrefelder HTCに１－２で敗れ、開幕３連敗となった。チームは現在、グループBの６チーム中６位。
中村航司（国内ではフリークス東京所属）が所属する３部リーグのHC Essen 99は１１日、Kahlenberger HTCに４－０で勝利した。チームは２勝１敗１分けで８チーム中４位につけている。
Berliner HC戦でゴールを決めることができました。ブンデスリーガにも慣れてきましたし毎試合とても楽しみです。これからもゴールを積み重ねられるようにコンディションを整えてパフォーマンスを高めていきたいです。応援宜しくお願いします。
▼Uhlenhorster HC Hamburgの今後の試合日程
9月17日（土）現地時間14:00（日本時間21:00）
vs Club an der Alster
以下のYouTubeにてライブ配信予定
土曜日の対戦相手、Uhlenhorst Mülheimは約５名の代表選手を擁する、数年前のドイツチャンピオン。前半は自分達のプレスやアタックがハマり、良いペースで試合を進めていました。後半に入り、急にチームのエネルギーが消え、致命的なミスが増えました。結果、最後まで集中力が高かったUhlenhorst Mülheimに３－１で敗戦。
日曜日はCrefelder HTCと対戦。今シーズン１部に昇格し、攻撃力の高いトッププレーヤーが移籍したチーム。前半は、自分達の焦りが目立ち、ボールロストがとても多かったです。ハーフタイムで、自分達の戦術を守ることと集中力を切らさないことを話し合い、後半に入りました。後半は、チームの状態がとても良かったように思います。１－２で負けましたが、チームにとって収穫のある試合でした。
個人的に、この2日間のパフォーマンスに差がありました。
Crefelder HTC戦は、ミスこそありましたが自分の自信のあるプレーを積極的にトライできていました。また、世界トップ選手との差を再度確認することができました。次こそ勝ち点をゲットします！
▼TSV Mannheimの今後の試合日程
9月17日（土）現地時間15:00（日本時間22:00）
vs Düsseldorfer HC
TSV MannheimのYouTubeチャンネルでライブ配信予定
https://youtube.com/channel/UCg-MRd3VcDEJKL_lMNtCPrA
今回の相手は、リーグ下位のチームで、勝つことはもちろん大量得点での勝利が必要な相手でした。３Qまでは１－０のまま、何度かピンチもあり苦しい展開が続きました。４Qにはハードワークが実り、チームで３得点追加することができて４－０という結果となりました。前回の試合では、メンタル面に非常に課題がありましたが、上手く改善できた試合になったのではと思います。
ちなみにドイツ人はストレートに物事を伝える傾向があり、端的に意見交換ができる反面、熱くなりすぎて切り替えが遅れたり、チームの雰囲気が崩れたりする場面がいくつかあります。それでも、試合が終わってしまえば、次からどうするかをチームとして向き合い、仲直りできるところがすごいところでもあります。
来週行われる試合が、２部昇格に大きく左右するため、このチームの調子を維持して勝てるように、できることに集中していきます。
▼HC Essen 99の今後の試合日程
9月18日（日）現地時間13:00（日本時間20:00）
vs Aachener HC
