2023.01.07 18:50 | 日本代表
公益社団法人日本ホッケー協会(会長:三須和泰)は6日、大井ホッケー競技場(東京都品川区)で記者会見を開き、13日に開幕する男子ワールドカップ(インド・ブバネーシュワル、ルールケラ)に出場する日本代表サムライジャパン(世界ランキング16位/以下、WR)の高橋章ヘッドコーチ、MF田中世蓮主将、DF大橋雅貴副将が意気込みを語った。(WRは2023年1月7日時点)
2022年5月~6月に行われたアジアカップ(インドネシア・ジャカルタ)で4位となり、4大会ぶりのワールドカップ出場権を獲得したサムライジャパン。高橋章ヘッドコーチは「2022年11月のネーションズカップ、12月の7カ国トーナメントに出場し、経験を積んできた。同じグループBにはワールドカップやオリンピックで優勝経験のあるドイツやベルギーがいる。世界ランキングでは格上だがランキングで試合をするわけではない。十分に勝つチャンスはある。まずはベスト8を目指す。そうすればメダル獲得も見えてくると思う。10代の選手を含め、大学生を9人選んだ。東京2020オリンピックを経験したベテランの選手と若い選手が噛み合えば爆発力のあるチームになると思う。事前合宿でよい準備をしてベストな状態で試合に臨めるよう、コーチングスタッフが支えていきたい。サッカーワールドカップで日本代表は初戦でドイツを破った。我々も勝利したい」と抱負を語った。
若い選手が多いチームを統率する田中世蓮主将は「4大会ぶりのワールドカップということで気合が入っている。経験のある選手と若手がうまく融合すればいい結果が残せると思う。我々は失うものはないので、後悔のないように思い切りプレーしたい。サムライジャパンらしい元気なホッケーを見せたい。ワールドカップのあと、2023年にはアジア大会があり、24年にはパリオリンピックがある。このチームでサムライジャパンの歴史を変えられるように、目標であるベスト8に向けてみんなで協力してがんばっていきたい」と意気込んだ。
副将を務め、守備陣を引っ張る大橋雅貴は「今回、若手が多い中でベテランとしてチームの持ち味を出せるように戦っていきたい。ランキング上位の強豪相手だが、自分たちの持ち味を出せれば通用しない相手ではない。自分たちのホッケーを貫き通していい結果を報告できるようにがんばっていきたい」とコメントした。
サムライジャパンの初戦は日本時間1月14日(土)22時30分から、ドイツ(WR4位)と対戦する。第2戦は17日(火)20時30分から韓国(WR10位)と、第3戦は20日(金)20時30分からベルギー(WR2位)と対戦する。