2023.10.29 8:15 | 日本代表
第7回女子アジアチャンピオンズトロフィー(アジアホッケー連盟主催/インド・ラーンチー)は28日、予選リーグ2日目が行われ、日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位)は韓国(同12位)に4-0で勝利した。(写真:アジアホッケー連盟)
なお、この試合で永井葉月が200キャップ目を記録した。
日本 4-0 韓国
(2-0/1-0/0-0/1-0)
得点者
7分 FG – #33 FW ⼩林愛実(ソニーHC BRAVIA Ladies)
15分 FG – #9 FW 永井友理(ソニーHC BRAVIA Ladies)
19分 FG – #36 FW 長谷川美優(天理⼤学ベアーズ)
49分 FG – #21 FW ⿃⼭⿇⾐(南都銀⾏SHOOTING STARS)
第7回女子アジアチャンピオンズトロフィー (2023/ラーンチー) 第2戦、世界ランキング12位の韓国との対戦。
第1Q 日本のセンターパスにより試合が開始された。一進一退の攻防が続く中、7分右からの攻撃から、サークルトップでボールを受けた29番尾本が相手を引きつけ逆サイドにボールを流し、33番小林が確実に決め、1−0とする。終了間際、韓国にPCを取得されるも、DFの好セーブにより弾いたボールを32番河合が奪いカウンター攻撃をしかけ、右の回り込みから33番小林のパスを、逆サイにいた9番永井が決め、2−0とする。
第2Q 日本は高い位置からプレッシャーをかけ、相手ボールを奪い21番鳥山からの折り返しのボールを29番尾本がシュートし、相手GKに阻まれるも、そのこぼれ球を36番長谷川がダイレクトシュートで決め、3−0とする。その後もPCを取得するも追加点を挙げられないまま、前半が終了。
第3Q 得点を取りたい韓国は猛攻をしかけるも、日本は固い守備で相手にチャンスを作らせない。日本は落ち着いたパス回しで攻撃をしかけ、PCを取得するも相手GKに阻まれ、得点には至らない。
第4Q 開始早々に韓国にPCを3本連続で取得されるも、1番中村を中心に得点を許さない。日本は終始高い位置からのプレスをかけ続け、49分、相手のアウトレットミスからのこぼれ球を21番鳥山が決め、4−0で試合終了。
アジア競技大会での対戦では、苦戦した相手だけに、今回の試合内容に自信を持ち、次の試合の準備をしていきたい。
(文責:女子日本代表チーム チームマネージャー 山本由佳理)
■ハイライト映像(アジアホッケー連盟のFacebook投稿)
■永井友理がPlayer of the Matchに選ばれた(Hockey IndiaのFacebook投稿より)
アジアチャンピオンズトロフィーは、アジアホッケー連盟が開催するアジア年間王者を決める国際大会。2011年から実施されている。6ヶ国よるリーグ戦方式のグループステージの後、1位~6位までの順位決定戦を行う。日本は優勝した前回の韓国・東海大会を含め、7大会連続で出場中。過去の大会成績は、優勝2回(13年、21年)、準優勝1回(10年)、3位2回(11年、16年)。
出場国は以下の6チーム。(カッコ内は世界ランキング)
※世界ランキングは10月26日時点
全チームによる1回戦総当りのリーグ戦の後、リーグ1位対4位、2位対3位で準決勝が行われる。5位と6位は5位決定戦に回る。準決勝の勝者同士で決勝戦、敗者同士で3位決定戦が行われる。さくらジャパンの試合日程は以下の通り。
10月27日(金)3-0 マレーシア
10月28日(土)4-0 韓国
10月30日(月)21:45 vsタイ
10月31日(火)24:00 vsインド
11月2日(木)21:45 vs中国
11月4日(金)準決勝
11月5日(土)決勝戦・3位決定戦
Marang Gomke Jaipal Singh Astroturf Hockey Stadium Ranchi
FIHのホッケー映像配信サイト「Watch.Hockey」(英語)で配信されている。(アカウント登録と有料パスの購入が必要)
■大会情報(日本ホッケー協会HP)
https://www.hockey.or.jp/sakura/act/f2023-ranchi