2023.11.04 23:20 | 日本代表
第7回女子アジアチャンピオンズトロフィー(アジアホッケー連盟主催/インド・ラーンチー)は4日、準決勝が行われ、日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位)は中国(同10位)に2-1で勝利した。(写真:アジアホッケー連盟)
この試合の5日の決勝戦はインドと対戦する。
日本 2-1 中国
(0-1/0-0/2-0/0-0)
第1Q 日本のセンターパスにより試合が開始された。5分、32番河合を起点にアウトレットで組み立て、サークル内にいた9番永井友にパスが繋がり、リバースシュートを放つもGKに阻まれる。11分、中国は右サイドからのドリブルで日本を崩し、サークル内でボールを受けた28番LUO Tiantianがリバースシュートを決め、0-1とする。
第2Q 左サイドでボールを受けた21番鳥山がドリブルを仕掛け、サークル外での相手の反則によりPCを取得。25番浦田から9番永井友に合わせるもDFに阻まれる。36番長谷川の右の回り込みからのパスを17番小早川がシュートを放ち、GKがセーブするも反則により、PCを取得。37番小川がシュートを放つもDFに阻まれ、0-1のまま前半が終了。
第3Q 開始早々、10番永井葉が17番小早川にパスを繋ぎ、シュートを放つも相手の反則により、PCを取得。放ったシュートが1度はDFに阻まれるも、リバウンドを拾った、25番浦田が豪快なリバースシュートが決め、1-1とする。44分、ボールを奪った9番永井友からのボールを受けた29番尾本が33番小林にパスを繋ぎ、シュートを放つも相手の反則によりPCを取得。これを25番浦田が放ったボールを7番鈴木が押し込み、2-1とする。
第4Q 一進一退の攻防が続く中、29番尾本が早いリスタートからドリブルを仕掛け、PCを取得。25番浦田が相手をかわしシュートを放つもGKに阻まれる。残り10分、中国はGKを外し、パワープレーを仕掛ける。日本はPCを取得されるも、27番田中の好セーブにより得点を許さず、2-1で試合が終了。
明日の決勝進出が決まり、1度は敗れたインドとの対戦なので、しっかり勝ちきれるように準備をしていきたい。(文責:女子日本代表チーム チームマネージャー 山本由佳理)
■ハイライト映像(アジアホッケー連盟のFacebook投稿)
■アジアホッケー連盟のFacebook投稿
■田中秋桜がPlayer of the Matchに選ばれた(アジアホッケー連盟のFacebook投稿のFacebook投稿より)
■河合珠音がRising Star of the matchに選ばれた(アジアホッケー連盟のFacebook投稿より)
アジアチャンピオンズトロフィーは、アジアホッケー連盟が開催するアジア年間王者を決める国際大会。2011年から実施されている。6ヶ国よるリーグ戦方式のグループステージの後、1位~6位までの順位決定戦を行う。日本は優勝した前回の韓国・東海大会を含め、7大会連続で出場中。過去の大会成績は、優勝2回(13年、21年)、準優勝1回(10年)、3位2回(11年、16年)。
出場国は以下の6チーム。(カッコ内は世界ランキング)
※世界ランキングは10月26日時点
全チームによる1回戦総当りのリーグ戦の後、リーグ1位対4位、2位対3位で準決勝が行われる。5位と6位は5位決定戦に回る。準決勝の勝者同士で決勝戦、敗者同士で3位決定戦が行われる。さくらジャパンの試合日程は以下の通り。
■予選リーグ
10月27日(金)3-0 マレーシア
10月28日(土)4-0 韓国
10月30日(月)4-0 タイ
10月31日(火)1-2 インド
11月2日(木)0-1 中国
■準決勝
11月4日(金)準決勝 2-1 中国
■決勝戦
11月5日(土)vs インド
Marang Gomke Jaipal Singh Astroturf Hockey Stadium Ranchi
FIHのホッケー映像配信サイト「Watch.Hockey」(英語)で配信されている。(アカウント登録と有料パスの購入が必要)
■大会情報(日本ホッケー協会HP)
https://www.hockey.or.jp/sakura/act/f2023-ranchi