激闘の準決勝戦を制し、決勝戦の切符をつかんだのは/インターハイ

2018.07.31 19:15 | 高・中・スポ少

高校日本一を決める男子第81回・女子第60回 全国高等学校ホッケー選手権大会(インターハイ)が7月28日(土)に開幕し、大会4日目の7月31日(火)、決勝戦進出をかけ、準決勝戦が行われた。
女子は石動(富山県)と岐阜各務野(岐阜県)、男子は岐阜総合学園(岐阜県)と今市(栃木県)が決勝進出を決めた。

丹生、3連覇ならず

女子準決勝戦第1試合は丹生(福井県)と石動(富山県)の対戦。
3連覇に挑む丹生と今年こそは決勝進出を決めたい石動の白熱の1戦となった。
試合は2-1で石動が勝利し、決勝戦進出を決めた。(0-0/1-0/0-1/1-0)

石動のキャプテン、西永空が先制点を決め、石動の中心として活躍。
GKの中嶋真央も好セーブが光った。

岐阜各務野、応援を力に2-0勝利

女子準決勝戦第2試合は岐阜各務野(岐阜県)と横田(島根県)の対戦。
2-0と無失点で岐阜各務野が勝利し、決勝進出を決めた。(0-0/0-0/2-0/0-0)

岐阜各務野はGK駒形羽良々を中心とした固い守備で、ここまで無失点で勝ち進んでいる。
さらに、キャプテンの森遼名の絶妙なパスワークや河合珠音の得点力で決勝戦に挑む。

岐阜総合、逆転勝利

3連覇がかかる天理(奈良県)と岐阜総合学園(岐阜県)の男子準々決勝戦に注目が集まった。
先制点は天理が決めるも、4-1で岐阜総合が逆転勝利をおさめ、決勝戦進出を決めた。(0-1/1-0/1-0/1-0)

第1Q、拮抗した戦いが続く中、天理が先制点を決める。
第2Q、岐阜総合のキャプテン、青木俊介が押し込み1点を返す。
第3Q、PCから得点を挙げる。
第4Qでは青木俊介がタッチシュートで追加点を決め、51分にはPCのこぼれ球を丹羽巧摩が押し込み、決勝進出を決めた。

一進一退の激戦、今市が制す

準決勝戦、最終カードは今市(栃木県)と丹生(福井県)の対戦。
一進一退のゲーム展開を制したのは昨年準優勝の今市。4-2で勝利をつかんだ。(1-0/1-1/1-1/1-0)

試合開始3分、今市のキャプテン松本和将がドリブル突破からヒットシュートで先制点を決める。
28分、丹生の中山凌茉がセンタリングのボールをシュートを決め、1点を返し、1-1の同点に追いつく。
しかし、その直後に今市の大岡凌磨が追加点を決め、2-1で前半を終える。 今市も猛攻を仕掛け、ロングコーナーから入江修也が持ち込み、リバースシュートで追加点を決め、第3Qを3-2で終える。
追いつきたい丹生は第4Qでチャンスを作るもなかなか得点に繋がらず、53分にPSを与えてしまう。
小林弘人が落ち着いて決め、4-2で今市が勝利をつかんだ。

この試合で今市はグリーンカード1枚、イエローカードが2枚出される激しい試合となった。

試合の詳細や明日の試合日程は大会ページをご覧下さい。