2018.11.06 17:31 | 大学生
史上2校目の4連覇。山梨学院大学の強さを示したインカレとなった。
大学日本一を決める男子第67回・女子第40回全日本学生ホッケー選手権大会決勝戦は11月5日(日)に行われ、4連覇を目指す山梨学院大学と初優勝を目指す福井工業大学の一騎打ちとなった。
スコア:山梨学院大学 2-1 福井工業大学(0-0/1-0/0-0/1-1)
両チームとも序盤から気迫の感じられるプレーで激しい攻防戦が続く。
21分、ついに山梨学院大学がチャンスをものにし、主将2番千葉健寛選手(4年生)のスイープに25番坂田理千翔選手(1年生)が合わせ、先制点を決める。
後半、福井工業大学も巧みなドリブルとパスワークでサークルに侵入。ペナルティコーナーを獲得するもなかなかゴールを決められず最終Qへ。
55分、山梨学院大学10番小川恭平選手(4年生)のパスから9番沖津光輝選手(3年生)が追加点を決め、2-0に。ベンチやスタンドも歓喜に沸く。
山梨学院大学の追加点が決まった瞬間は肩を落とした福井工業大学だったが、正確なパスで前へとつなぎ、ペナルティコーナーを獲得。
7番の渡辺恵大選手(2年生)が豪快なフリックシュートでゴールを決め、チームに勢いをもたらす。
最後まで福井工業大学の気迫あふれるプレーを見せたが、山梨学院大学が4連覇を果たした。
大会最優秀選手には山梨学院大学の千葉健寛主将が選ばれた。
今回の優勝で4連覇を達成した山梨学院大学。
過去には1970年から79年まで10連覇を成し遂げた天理大学のほかに4連覇以上を達成したチームはない。
プレッシャーをはねのけ、優勝を獲得した山梨学院大学について『BIGLOBEニュース』が伝えた。
記事の中では主将の千葉健寛選手が発案したゴミ拾いについて紹介。小さなこと(ゴミ)を見つけ、プレー面でも細かいところを見つけるというアイディアだそう。
三沢孝康監督は「思っていた以上に4年生が成長してくれました」とコメント。
寺本祐治総監督は「(ここまで)4年生が下級生をリードできた」と最上級生を称えた。
引用:BIGLOBEニュース|"【大学ホッケー】山学大、史上2校目男子V4!最優秀選手・千葉「努力実った」"
インカレで日本一に立った山梨学院大学だが、今シーズンはまだまだ終わらない。
11月10日(土)に日本リーグ(外部サイト)で立命館大学と対戦。その翌週、11月17日(土)18日(日)には関東学生秋季リーグ1部優勝をかけた戦いが控えている。
また、全日本学生選手権でトップ4に入った山梨学院大学、福井工業大学、立命館大学、天理大学は12月7日(金)より岡山県にある赤磐市熊山運動公園多目的広場で行われる第92回全日本男子ホッケー選手権大会に出場する。