2018.11.07 11:45 | 大学生 | 社会人
11月4日(日)、男子第67回・女子第40回全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)の男子3位決定戦が行われた。
2018年関西春季リーグ優勝、大学王座優勝と今年すでに2つのタイトルを獲得している男子立命館大学。
今大会準決勝戦に進出したベスト4のチーム(山梨学院大学、福井工業大学、立命館大学、天理大学)のうち、今年タイトルを獲得しているのは立命館大学のみ。
日本リーグでも首位を走り、好調の立命館大学はインカレでも優勝チームの一つとして有力視されていたが、準決勝戦で山梨学院大学に0-2で敗北。
3位決定戦に回った瞬間、立命館の選手たちはがっくりとうなだれた。
準決勝戦から一夜明け、1年間築き上げたチームワークを武器に3位決定戦に臨んだ。
最多の29回のインカレ優勝回数を誇る男子天理大学。
2002年からは16年間3位以内を落としたことがなく、優勝5回、準優勝7回、3位4回の戦績を持つ強豪校。
2016年、2017年と2年連続決勝戦に進出するも、準優勝だった。
今年こそ優勝し、8年ぶり30回目の優勝を目指す天理大学だったが、準決勝戦で福井工業大学に0-1で敗北。
気持ちを入れ替え、3位決定戦に臨んだ。
注目集まる男子3位決定戦。チャンスをものにし、3位の座を勝ち取ったのは立命館大学となった。
スコア:1-0(0-0/0-0/0-0/1-0)
試合開始4分に立命館がペナルティーコーナーを獲得するも得点にはつながらない。
第2Qでも攻撃は仕掛けるが、天理大学1番GK門脇軍馬選手のセーブ好セーブにより立命館はなかなかゴールが奪えない。
天理も第2Q終了間際にシュートを放つが、阻まれ0-0で前半を終える。
両チーム得点チャンスは作るものの、0-0のまま第4Qを迎える。
ついに、49分、立命館大学がペナルティーコーナーを獲得。
4番池田端選手(4年生)が混戦したゴール前からシュート。待望の得点を決める。
何とか追いつきたい天理大学も最後まで粘るが、1-0で立命館大学が勝利をつかんだ。
立命館大学、天理大学はともに12月に行われる関西学生秋季リーグ優勝を目指す。