2019.06.10 18:42 | 日本代表
男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング18位)は10日(月)、FIHシリーズファイナル・インド大会のグループリーグ第3戦でアメリカ代表(25位)と対戦。2-2で引き分けた。(0-0/0-0/1-1/1-1)
Bグループは3戦を終え、日本とアメリカが2勝1分けの勝ち点7で並んだが、得失点差によりアメリカがグループ1位、日本が2位でグループリーグを終えた。
第1クオーターは日本がサークル侵入10回、シュート5本と攻め込むが得点はなく、0-0で終了。
第2クオーターは、アメリカのサークル侵入数が1回に対して、日本は8回と攻め込みながらもゴールを奪うことはできず、0-0で前半を折り返す。
HALFTIME STATS: Japan holds the advantage with 6 shots and 5 penalty corners. USA has produced 3 circle entries. pic.twitter.com/OZUAJJGuQG
— USA Field Hockey (@USAFieldHockey) June 10, 2019
第3クオーターに入り、先にゴールを奪ったのはアメリカ。HUISMAN Deegan選手がフィールドゴールを決めて、1-0とリードする。
対する日本も第3クオーター終了直前に田中健太選手がフィールドゴールを決めて1-1に追いつき、試合を振り出しに戻す。
第4クオーター、リードを奪ったのはアメリカ。HUISMAN選手がこの日2点目となるゴールを決め、2-1。
試合時間が残り少なくなる中、日本は59分にペナルティーコーナーを獲得。
これを星卓選手が決めて同点に追いつき、2-2。
サークル侵入数やシュート数といった数字上では日本が大きくリードしながらもゴールは2点に留まり、引き分けという結果となった。(0-0/0-0/1-1/1-1)
得点者
41分 アメリカ #21 FG HUISMAN Deegan
45分 日本 #9 FG 田中健太
51分 アメリカ #21 FG HUISMAN Deegan
59分 日本 #8 PC 星卓
FINAL REPORT:2 - 2#FIHSeriesFinals pic.twitter.com/T1UPXmYEVD
— USA Field Hockey (@USAFieldHockey) June 10, 2019
この試合で日本の先制ゴールを決めた田中健太選手がマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
前回の南アフリカ戦に続き、2試合連続での選出だ。
B組1位となったアメリカは14日(金)の準決勝進出を決めた。
B組2位の日本は、A組3位のチームと準決勝進出をかけてプレーオフを戦うことになる。
試合は12日(金)日本時間20時30分試合開始だ。(試合時間は当初の時間から変更となった)
対戦相手はこの記事公開時点では確定していないが、ポーランド(世界ランキング21位)である可能性が高い。
アメリカ戦の数字を見る限り、日本はサークル侵入までの過程に大きな問題は無さそうだ。
最後のフィニッシュの部分で、自分がシュートを打つのか、アシストをするのか。
あるいはペナルティーコーナーを狙うのか。
サークル内での状況判断を改善できれば、さらなるゴールが生まれるだろう。
次戦でのゴール量産に期待したい。
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