2019.06.16 18:06 | 日本代表
FIHシリーズファイナル広島大会に出場しているホッケー女子日本代表さくらジャパン(世界ランキング14位)は15日(土)、Bプール予選・第1戦でロシア(25位)と対戦し2-1で勝利。続く16日(日)の第2戦はチリ(16位)に1-3で敗れ、2戦を終えて1勝1分となっている。
初戦の対ロシアは激しい雨の中での試合となり、第1Qには雨で試合が一時中断した。
その中断から試合が再開した直後の8分に先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、その後は11分に山下がフィールドゴール、26分に永井(葉)がペナルティーストロークを決めて2-1。
難しい戦いであったが、初戦を勝利でスタートした。
得点者
8分 #19 SADOVAIA Bogdana
11分 #9 山下彰子(コカ・コーラ・レッドスパークス)
26分 #7 永井葉月(ソニーHC BRAVIA Ladies)
チリは世界ランキング16位とBプールの中では日本に次ぐ2番目の世界ランキング。
4月に茨木市で開催されたテストマッチでは3戦して1-0、2-1、0-1と日本が2勝1敗。どの試合も僅差だった。
接戦が予想される中、自国開催の声援を受け、試合開始。
立ち上がりでペナルティーコーナーのチャンスを得た日本だが、これを決められず、反対にチリのカウンターを受けて失点、今日も先制点を許してしまう。
追いつきたい日本は前半だけで7本のペナルティーコーナーを獲得するなど猛攻を見せるが、チリの手足の長さを活かしたディフェンスとGKの好セーブに阻まれ得点できず、0-1で前半を折り返す。
なんとか追いつきたい日本は第3Q、ペナルティーコーナーを獲得し、永井(葉)のパスを鈴木がリバースタッチシュート。
これが鮮やかに決まって同点。スタジアムも盛り上がりを見せる。
第3Qはボール支配率60%と主導権を握った日本だったが追加点を奪えず、続く第4Qは徐々にチリのペースに。
54分、チリにペナルティーストロークを与えてしまい、これをきっちりと決められ1-2。
試合終了まで残り約5分となったところで日本はGKに変えてフィールドプレイヤーを投入するパワープレーに出たが、数的優位をうまく活かすことができず、さらに失点。
1-3で敗戦となった。
得点者
4分 #5 FG KRIMERMAN Denise
38分 #26 PC 鈴木美結(山梨学院大学)
54分 #3 PS VILLAGRAN Fernanda
60分 #30 FG de las HERAS Consuelo
日本対チリの試合のスタッツを見ると
サークル侵入数 日本22 チリ13
シュート数 日本12 チリ7
PC数 日本10 チリ3
と上記の数字は日本が大きくリードしていた。
ゴール数を増やすには何が足りないのか。
大会中の修正を期待したい。
Bプール予選の最終戦・第3戦で日本はメキシコ(29位)と対戦する。
他の試合の結果によっては得失点差が順位に影響してくる可能性もあるだけに勝利はもちろん、なるべく多くのゴールを奪いたい一戦。
6月18日(火)16時~試合開始予定だ。
下記リンク先の該当試合の赤いWATCHマークを押せばライブ配信を視聴できる。
また試合終了後も録画映像が視聴可能だ。
https://www.fihseriesfinals.com/1053/matches
さくらジャパンよ、広島を沸かせ!
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