2019.06.26 18:00 | 日本代表
2019年6月20日(木)に2020年東京オリンピックの観戦チケット抽選結果が発表。開催までいよいよ400日を切った。
ホッケー観戦チケットが当選した人は1年後が待ち遠しいだろう。
女子ホッケー日本代表さくらジャパンは2004年のアテネ大会以来5大会連続でオリンピック出場。
男子ホッケー日本代表サムライジャパンは1968年メキシコ大会以来、52年ぶりの出場だ。
さくらジャパンやサムライジャパンが2020年に東京オリンピックで戦う相手はどのように決定していくのかまとめた。
東京オリンピックの出場国は男女ともに12ヵ国。
日本はすでに出場を決めているため、残りの11ヵ国を大陸大会とFIH(国際ホッケー連盟)主催の大会で決定していく。
日本は開催国枠で東京オリンピックの出場を決めた。(2018年5月)
開催国は必ずしも出場できるわけではなく、過去にはアテネ五輪ではギリシャ代表が不出場、リオ五輪ではブラジル女子代表が不出場だった。
開催国以外で最もシンプルに東京オリンピックの出場権を獲得できるのが大陸王者。
アジア大会(2018年8月)、パンアメリカン大会(2019年7月)、欧州選手権(2019年8月)、アフリカ大会(2019年9月)、オセアニアカップ(2019年9月)の各大陸大会で優勝を勝ち取った国が東京オリンピックの出場権を手にすることができる。
2019年6月時点で大陸大会が終了しているのはアジアのみ。
アジア大会(2018年8月)ではすでに出場権を持っている日本が優勝したため、アジア大会枠は0になった。(準優勝国が繰り上げで出場権獲得はできない)
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開催国でもなく、大陸大会でも優勝できなかった国はFIH主催のシリーズ・ファイナルもしくはプロリーグを勝ち抜くか、世界ランキング枠に入り最終予選(2019年10月~11月)の進出を狙う。
最終予選には14ヵ国が出場。
14ヵ国は7組に分けられ、勝った7ヵ国が東京オリンピックの出場権を獲得できる。
最終予選の14ヵ国に入るためには3つのルートがある。
女子の場合は1.FIH・シリーズ・ファイナル日本大会で日本が2位だったため、世界ランキング枠が4ヵ国から5ヵ国に拡大された。
次に決まるのは2.FIH・プロリーグの上位4ヵ国。
プロリーグの結果によってオリンピック最終予選(2019年10月~11月)に出場できる4ヵ国が決定する。
▼すでに公開済みのFIHプロリーグについての記事はこちら