2019.08.11 8:57 | 海外
日本時間8月11日(日)、東京2020オリンピックの予選も兼ねた「パンアメリカン競技大会」の男子決勝戦が行われ、アルゼンチンが優勝。
アルゼンチンは2016年リオデジャネイロオリンピックの金メダル国。2012年ロンドンオリンピック以来、3大会連続オリンピック出場を決めた。
アルゼンチンは女子代表も同大会で優勝しており、男女揃ってのオリンピック出場権獲得となった。
先制点は16分。カナダがペナルティーコーナーから得点。しかし、アルゼンチンは17分と19分にペナルティーコーナーで、27分にはフィールドゴールを決めて逆転し、前半は3-1とアルゼンチンリードで折り返す。
後半に入ってからもアルゼンチンペースで試合は進み、40分、53分にゴールを奪って試合を決定づける。60分にカナダは1点を返したが時すでに遅し。アルゼンチンが5-2でカナダを下して優勝した。
(0-0/3-1/1-0/1-1)
今大会、得点王に輝いたのはアルゼンチン代表のマイコ・カセラ(Maico Casella)とトリーニ・ホセ(TOLINI Jose)。
マイコはフィールドゴールで7点、ペナルティーコーナーで2点、ペナルティーストロークで1点の計10得点を挙げた。
1997年6月5日生まれで現在22歳。
マイコはアルゼンチンのクラブチーム・サンフェルナンドに所属しているが、2019-2020シーズンはオランダリーグ(フーフトクラッセ)のHGCでプレーする予定。(HGCは男子ホッケー日本代表サムライジャパンのFW・田中健太が所属しており、10月開幕のユーロホッケーリーグへの出場権も獲得している)
▽得点王マイコ・カセラ
(出典:マイコ・カセラ本人のInstagramより)
もう一人の得点王、トリーニの10得点はすべてペナルティーコーナー。
アルゼンチンのドラッグフリッカ―と言えばゴンサロ・ペイラット(Gonzalo Peillat)だが、彼はアルゼンチンホッケー連盟や指導者との間に確執があったようで今大会には出場しなかった。
ゴンサロの代役として抜擢されて活躍したトリーニ。
アルゼンチンの新たな得点源となるかもしれない。
▽得点王トリーニ・ホセ
(出典:トリーニ・ホセ本人のInstagramより)
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