さくらジャパン、大井ホッケー競技場初の国際大会は準優勝/東京2020テストイベント「READY STEADY TOKYO HOCKEY」

2019.08.21 23:00 | 日本代表

試合後の選手のコメント・2

■来年のオリンピックへ向け前を向く永井(友)

「PCの精度は大事。インドと同じくらいPCを取ったのに決めきれなかったことが勝敗を分けたかな。フィールドで点を取れたことは良かったけれど、大きな大会になるとPCの決定力は影響してくるので、課題はクリアしていきたいです。

リオオリンピックの時は自分では緊張していないと思ったけれど、ピッチに立ったら身体が動かないくらい見えないプレッシャーを感じていました。オリンピックの舞台で120%の力を発揮できるように準備していくつもりです。来年のオリンピックでは初めて出る子にはカバーして声をかけていきたいと思っています」

■大会を通じて好セーブを何度も見せた景山

「(2位という結果について)このホームで優勝できなかったことはとても残念です。この場所で(試合を)できたことはとてもよかったと思うのですが、最後は結果がすべてだと思うので悔しいです。

(今後の自分の課題は)ゴール前まで通ってきたボールのセーブだったり、世界の強豪国にはPCのドラッグフリッカーがたくさんいますので、そのドラッグフリックに対して自分が止められる範囲を広げていきたいです」

試合前に集中力を高める景山 写真/金子周平

試合前に集中力を高める景山 写真/金子周平

■PCの守備でゴールを守った小野

「(チームの状況について)チームパフォーマンスに波があるかな、と。自分たちのプレーができるときとできないときがある。いつもつながっていたパスをつなげられなかったということは相手を見て状況判断ができていないということだと思うので、相手からのプレッシャーがかかった状況でもその状況を判断する力を身に付けていきたい。

(相手のPCのシュートを防いだ場面について)実際は身体にボールが当たったんですけど審判に気付かれなくてラッキーだった。身体をはってポストマンとしての役割を果たせたかなと思う」

■背番号を変えて大会に臨んだ及川栞

「(大会を振り返って)今日は大会4試合の中で一番体調がいい状態で試合に臨めた。20日のオーストラリア戦では体調があまりよくなかった。体調管理の面で、いつも通りじゃなかった試合もあったのでもっと計算してやっていきたい。1対1の守備であったり、アグレッシブなDFは自分の持ち味でそこは全4試合トライができたかな、と思います。

(今大会から背番号が11番に変わったのは)リオ五輪に行けなくてその悔しさがあってオランダに行ったときに、東京五輪にチャレンジしたいという想いを持つきっかけを与えてくれたのがクラブのチームメートの11番の選手だった。彼女もオランダ代表を目指してプレーしていたが東京五輪には行けないことが決まってしまった。彼女の想いも背負って東京五輪を戦いたいと思って11番を選んだ」

背番号変更への想いを語った及川 写真/金子周平

背番号変更への想いを語った及川 写真/金子周平

3位決定戦の試合結果

中国 1-3 オーストラリア

3位決定戦は世界ランキング2位のオーストラリアが同11位の中国に勝利し、今大会3位となった。

3位となったオーストラリア 写真/金子周平

3位となったオーストラリア 写真/金子周平

最終順位

優勝:インド(10)
2位:日本(14)
3位:オーストラリア(2)
4位:中国(11)
(カッコ内は世界ランキング)

上位3チーム合同での記念撮影 写真/金子周平

上位3チーム合同での記念撮影 写真/金子周平

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