男子ホッケー世界ランキングを更新。日本代表サムライジャパンは15位に浮上

2019.09.11 16:35 | 日本代表 | 海外

国際ホッケー連盟(FIH)は8日、最新の世界ランキングを発表した。

トップ5に変動はなく、オーストラリアが首位をキープ。男子日本代表サムライジャパンは韓国を抜かし、15位に順位を上げた。

五輪テストイベント「READY STEADY TOKYO」でマレーシアとの試合に臨む男子日本代表サムライジャパン 写真/金子周平

五輪テストイベント「READY STEADY TOKYO」でマレーシアとの試合に臨む男子日本代表サムライジャパン 写真/金子周平

世界ランキングトップ35

更新時:2019年9月大陸大会

順位大陸ポイントランク+/-
1  オーストラリア OCE 2350 0
2  ベルギー EUR 2348 0
3  オランダ EUR 2155 0
4  アルゼンチン PAN 1988 0
5  インド ASI 1823 0
6   ドイツ EUR 1770 1
7  イングランド EUR 1679 -1
8   スペイン EUR 1510 1
9  ニュージーランド OCE 1459 -1
10  カナダ PAN 1325 0
11   マレーシア ASI 1218 1
12   フランス EUR 1118 1
13  アイルランド EUR 1093 -2
14  南アフリカ AFR 1043 0
15   日本 ASI 905 1
16  韓国 ASI 865 -1
17  パキスタン ASI 810 0
18  ウェールズ EUR 755 7
19   スコットランド EUR 705 2
20  オーストリア EUR 703 -1
21 エジプト AFR 698 -1
22  ロシア EUR 598 1
23  イタリア EUR 578 3
24 アメリカ PAN 559 0
25  中国 ASI 529 -7
26 ポーランド EUR 506 -4
27  オマーン ASI 495 6
28 チリ PAN 418 0
29  ウクライナ EUR 410 -2
30 ブラジル PAN 293 -1
31  メキシコ PAN 283 1
32 チェコ EUR 270 -2
33 ベラルーシ EUR 270 0
34 スイス EUR 239 -3
35  ガーナ AFR 228 1

※ASI ... アジア
 AFR ... アフリカ
 EUR ... ヨーロッパ
 OCE ... オセアニア
 PAN ... パン・アメリカン(北南米)

日本、アジアのトップ3に入る

【アジアトップ5】

今回の発表では大陸大会の成績が大きく反映されることになった。

前回の発表では大陸大会は2014年から2017年までの成績を反映したものだったが、今回の発表では2016年から2019年までの4つの大会の成績を反映している。
4大会の日本の成績は下記の通り。

日本は2018年アジア競技大会優勝でポイントを稼ぎ、アジアのトップ3に入った。
インドはアジア大会の成績は3位だったが、それ以外の3大会ではすべて優勝。アジアのトップは依然としてインドが走る。

僅差でオーストラリアが世界ランキング1位

アジア以外の大陸大会は2019年8月にアフリカ大陸大会とヨーロッパ選手権、9月にオセアニアカップが行われた。

ヨーロッパ選手権で4位の成績だったドイツがイングランドを抜かし、6位にランクイン。同大会準優勝のスペインが前回から1つアップして8位に入った。
トップ20の中で最も順位を上げたのはウェールズ。同大会で6位に食い込んだウェールズは7つ順位を上げ、18位にランクインした。

首位を争うのはオーストラリアとベルギーだが、わずかな差でオーストラリアが首位を維持した。
オーストラリアの1位維持には、2019年6月に行われたFIH・プロリーグでベルギーを下し、優勝を勝ち取った成果が大きい。

なお、次回の世界ランキングの更新時期については発表されていない。