【藤本一平コラム Vol.01】EHL(ユーロホッケーリーグ)に行ってきます!

2019.10.03 14:42 | 藤本一平コラム

はじめに

いつもMYHOCKEY.jpをご覧いただき、ありがとうございます!
マイホッケーの藤本一平です。

2019年6月にマイホッケーの一員となってからあっという間に4か月が経ちました。

本サイト「MYHOCKEY.jp」にて、日本代表情報などを中心にブログ記事を書かせていただいておりましたが、このたび、独自の視点でホッケーに関する情報を発信する「一平チャンネル」というコーナーを開設させていただくこととなりました!

「チャンネル」というからには、文字や写真だけでなく、動画なども通じてホッケー情報を発信していきたいと考えております。最初は手探りでのスタートになると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

藤本一平Ippei Fujimoto

1989年3月27日、山梨県都留市生まれ。天理高校では同級生の田中健太(日本代表)に誘われホッケー部に入部。早稲田大学に進学し、関東春季リーグ優勝や大学王座準優勝に貢献。大学卒業後は名古屋フラーテルホッケーチームに所属し、合計10回の日本一を経験。日本代表選手としてアジア大会、リオ五輪予選などに出場した。CAP数59。2017年シーズンに現役選手を引退し、現在はNPO法人マイホッケープラスの一員としてホッケー普及活動に取り組んでいる。

今回のテーマ

さて、今回のテーマはEHL。Euro Hockey Leagueを略してEHLです。

EHLは例えるなら、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグのホッケー版。ヨーロッパの各国内リーグのクラブ上位20チームが出場する、ヨーロッパのクラブNo.1を決める戦いです。

2019-20シーズンのEHLは、10月4日(木)~6日(日)までスペイン・バルセロナでファーストステージであるKO16が開催されます。

この世界トップレベルの戦いであるEHLに出場する日本人選手がいます。

それが田中健太選手です。(ここからは同級生なので健太と書かせてもらいます)

私がホッケーをはじめるきっかけを与えてくれた人生の恩人です。

健太は昨シーズン(2018-19シーズン)からホッケー強豪国であるオランダ1部リーグ・フーフトクラッセにプロホッケー選手として挑戦。

▼オランダへ飛び立つ前に空港で見送り(左・健太)

昨年9月にはオランダを訪れ、健太のプレーを現地観戦。そのレポートをコラムとして紹介しました。

健太はFWの中心選手として活躍し、所属チームHGCはリーグ3位の好成績を残しました。この結果により、オランダ第3代表としてHGCは今回のEHLへの出場権を獲得しています。

「これを見ないわけにはいかない!」

ということで、私は本日10月3日に日本を飛び立ち、(毎度のことながら)弾丸ツアーでスペイン・バルセロナへ行ってまいります。

旅の様子はこちらのチャンネルでもご紹介したいと思いますので、お時間がありましたらご覧いただければと思います。

モチベーション

一平チャンネルの初回なのですこしこのような話をさせていただきます。

私がこういった記事執筆も含めたホッケーの普及活動に取り組んでいる理由は、すこし堅い表現になってしまいますがホッケーへの恩返しをしたいと考えているからです。

甲子園出場・プロ野球選手になるという夢は叶いませんでしたが、不思議なご縁で始めたホッケーのおかげで、国境を越えて多くの方々と出会い、多くの貴重な経験をさせていただきました。

もう2度と経験したくないような早朝ランニングや、プレーがどうしてもうまくいかない時期、主将として結果を残せなかったときなど、苦しい経験もありましたが、それらもひっくるめて、ホッケーとともに過ごしてきた時間、出会った仲間は自分にとってかけがえのない財産になっています。

こういった経験を積ませてもらったことへの感謝の気持ちをなにかしらの形でお返ししていきたいと思い、現役時代からブログやSNSを通じてホッケーに関する様々な情報を発信してきました。そして、それは現役選手引退後もこのような形で続いています。

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